「sottoforma」へ、名前を変えました

sottoforma

いつもご覧いただきありがとうございます。

今日は、少し個人的な、でもとても大切なお話をさせてください。

元々このオンラインストアを始めたのは、
コペンハーゲンに住み始めた頃、
北欧の文化に強く共感し、
それをみんなにも知ってほしい
と思ったことが始まりでした。

始めた当初は、
こんなに長く続けるつもりは全くなくて。
「集めすぎてしまったお気に入りの照明たちを、
少し手放そう」という、
本当にささやかなきっかけで始めた場所でした。
名前も、当時は深く考えずに付けた
仮の名前だったんです。

それが気づけば、5年という月日が経っていました。
自分が選んだものに共感してくださる
皆さんがいてくれたからこそ、
ここまで続けることができました。
本当にありがとうございます。

元々は文章で北欧の魅力を発信していたのですが、
「言葉じゃない方法でも、
もっと伝えられるんじゃないか」
と考えるようになり、
文章よりモノを通して
北欧の文化を伝えることにシフトしていきました。

北欧の文化で本当に大事にされていることは、
日々の暮らし、
つまりインテリアや照明と深くリンクしている
と気づいたんです。
環境を心地よく整え、
好きなものに囲まれて暮らす。
そうやって自分の「巣作り」に励むことは、
日々の小さな幸せを耕すことなんだと気づきました。

幸せを外に探しにいくのではなく、
自分の中に探すこと。
すなわち、自分の好きなものを見つけ、
選んでいくこと。
その大切さに気づいてから、
自分自身の生活や心の持ちようも
大きく変わっていきました。

最初は北欧のものばかりに目を奪われていましたが、
時が経ち、自分がいる場所が変わったり、
さまざまな出会いを経て、
惹かれるものの幅が少しずつ、
けれど確かに広がっていきました。
気づけば「Scandinavian keramik」
という名前だけでは、
いまの自分が表現したい世界が
収まらなくなってきているのを感じていました。

そこで、これからの新しい歩みに向けて、
お店の名前を 「sottoforma(ソットフォルマ)」 へと
変更することにいたしました。

この名前には、ふたつの意味を込めています。

ひとつは、日本語の「そっと」。
自分が空間やもの選びで何よりも大切にしている、
あの静かな空気感や余白を表すのに、
これ以上なくしっくりくる言葉です。

もうひとつは、
イタリア語の “sotto forma”(〜の姿を借りて)。

自分が出会うオブジェクトたちは、
単なるセラミックやガラス、
金属といった物質的なことだけではなく、
そこには作家の哲学や美意識、
気配のようなものが宿っています。
それらが「もの」という形を借りて、
そこにそっと存在しているのだと思っています。

見た目の美しさだけでなく、
その背後にあるストーリーをすくい上げること。
そして、それが皆さんの手に渡り、
日々の営みのなかに溶け込んだときに、
初めてひとつの「モノ」として完成すること。

そんな想いを、この名前に込めました。

扱うものの幅は北欧という枠を超えて広がりますが、
あの日深く共感した北欧のスピリットや、
自分が大切にしたい根底の空気感は何も変わりません。
これからは sottoforma という名前で、
自分らしく大切に育てていきたいと思っていますので、
これからも変わらずに見守っていただけますと幸いです。

最後になりますが、
新しいオンラインストアへの引っ越しは、
これから少しずつ進めていく予定です。
今はまだ今までと同じページでご覧いただけますので、
どうぞよろしくお願いいたします。